ネットワーク基礎②
はじめに
インフラエンジニア初学者のぽれいんと申します。
※このブログでは自分が後々、見返すことができるようにまとめることを目的としていますが、もし需要があるようでしたら是非ともご覧ください。
<前回の記事>
LAN基礎
EthernetによるLANを構築するためのハードウェアの基礎知識と物理的ネットワークの構築
社内LAN
社内LANでは文書ファイルを置いておくファイルサーバや、情報を共有するためのデータベースサーバなども接続し、社員がアクセスできるようにする。
LAN機器とイーサネット規格
イーサネットとはLANを構築するための規格。1番の特徴はコストが低く簡単にLANが構築できること。LANを構築する際、最低限以下の機器が必要。
・LANケーブル
・LANカードもしくは無線LAN
・スイッチングハブ(HUB)
LAN
コンピュータとHUB、あるいはコンピュータと接続するために使用するネットワークケーブルは主にツイストペアケーブルを使用する。ツイストペアケーブルにはカテゴリという品質レベルがある。品質が良いほど高速に信号を送信することが可能。現在最も使用されているカテゴリは5eと呼ばれる品質のものになる。
LANカード(NIC)
LANケーブルを挿す穴がついたパソコンに合体させる部品。
最近のパソコンは標準でLANポートを一つ備えていることが多くなっているため必要ない場合もある。
ハブ
ケーブルを集約する部品。複数のパソコンをLANケーブルを使ってHUBに接続することによってパソコン同士が通信できるようになる。ケーブルを挿し込むHUBの口のことを「ポート」という。HUBにはリピータHUBとスイッチングHUBの二種類ある。
リピータHUB
ポートから受け取ったパケットを他のすべてのポートにリピートする。(2021年現在、リピータHUBはほとんど利用されていない)リピータHUBはすべてのポートに電気信号を流すため、頻繁に信号同士がぶつかる「コリジョン」が発生する。コリジョンが発生するとパケットの再送が行われるため、LAN内でのデータの伝送効率が低下する。
スイッチングHUB
スイッチングHUBは各ポートの接続先のLANカードに割り当てられているMACアドレスを記憶することができる。受信したパケットの宛先と記憶しているMACアドレスを照らし合わせて宛先となっているコンピュータが接続されているポートにのみパケットを流す。そのため、コリジョンが発生しにくい。
MACアドレス
LANカードごとに割り当てられている番号。IPアドレスはOS上の設定で変更できるのに対して、MACアドレスは変更が不可能でユニークな(重複のない)アドレス。
Windowsの場合、設定→ネットワークとインターネット→ネットワークの詳細設定の下にあるハードウェアと接続のプロパティを表示
より、確認できる。
以上!!!!!!!!!!!!!